IAI

Ragnarøk

私、正義の味方になりたかったんだ。

テレビの中のヒーローに憧れてた。

変かな?みんなそう言うんだよね。
そういうの考えるのって、男の子ばっかじゃん。

女の子はある時期を迎えると、
そういうのに興味なくなっていくでしょ。

でも私は違った。だから私、
このシステムの管理者に立候補したの。

選ばれるとは思ってなかったから、
すごく嬉しかった。

その日から私はヒーローになれたんだ。
悪い人をみんな消していった。

ううん…殺したの。私が。
毎日、毎日、それが私の役目だったから。

最初は辛かったよ。でもね、
人って、慣れていくんだろうね。

私、どんどん何も感じなくなってた。

そのうち、何も覚えてないことが多くなってきて、
初めて私は気づいたの。

仕事をしてる時の私は、もう私じゃなくなってた。

それが…ラグナロク
あの怪物の、正体。

だから、もし私が次に戦場に立つことがあったら…。

ーーー


「こちらグリフォン1、目標を発見した」

…ッザー………ザザ…


通信機器の向こうからは、ノイズしか聴こえない。通信網も破壊されたか。思っていたより被害は甚大なようだ。
夜の暗闇に、煌々と燃え上がる街。これほどの被害をもたらしたのが目の前のたった一機とは…実際にその巨体と、その体に装備された無数の武器を見るまでは信じがたかったであろう。

『接敵…破壊…開始』

機械の摩擦音にも聞こえる、無機質な声。
目と思しき箇所にあるバイザーの奥でいくつかの光点がギョロギョロと蠢いた後、こちらに集中した。

「約束を果たしに来た。覚えてるだろ」

奴が右腕に抱えた巨大な大砲。その銃口がこちらを捉える。

『否定』

「俺はお前を破壊する、そして…」

『攻撃…開始』

「お前を…助ける」


「この星は一体どうなるのでしょうか」

何気なく付けていたテレビでコメンテーターが言った。
どうなるかなど、誰にもわかるものか。
あの戦いから既に一ヶ月あまりの時が過ぎた。ヘリオスの危機は去り、人類は平和を手にしたはずだった。異変はすぐに起きた。この星の空から、月が消えた。
そもそも、地球にあった月とは丸いものだったらしい…ことを、この星の人類は知ったばかりだろう。少し天文学に興味のある者であれば知っていたかもしれない。だが一般の市民にとっては、宙に浮かんでいたあの物体を月と呼ぶのが常識だった。
…なぜ?いつから常識だったのだろう?あれが「月」であると、誰が言ったのだろう?本来の月と似ても似つかぬアレを月と呼称するのは、些か不自然に感じる。誰かがなんらかの目的でアレを月と呼ぶことに仕向けたのだ。でなければ、移民から世代を隔てた我々はまだしも、当時の人々がアレを月だと呼ぶだろうか?我々は常識として気にも留めなかったが、アレは明らかに人工物であった。であるにも関わらず、資料にあるのはその名前だけ。大きい順に、ディアナ、ルーナ、セレーネ、ツクヨミ。ただ、それだけを私たちは知っていた。
地上に落下した…いや、着陸と呼ぶのが正しいだろうか。月はゆっくりと地上に降りてきたという。地上に着陸した月は、一つしか見つかっていない。この星の人類の生存区域はそこまで広くないからだ。地球に比べ乾燥した地域が多いのこの星では、海辺に集まりさえすれば他の地域を利用する必要などなかったのである。そのため移民から10年とたたずに、都市圏から離れて探索するのは一部の冒険者だけになってしまった。トライアには国はピアレスしかないし、人口も多くない。外に出る必要がなかったのだ。しかし今は、月の捜索隊が結成され、懸命に捜索が行われている。アレが、危険なものである可能性があるからだ。
「調べ物、ですか?」
「ミナトさんですか。気づきませんでした。」
「それほど夢中に?」
「月について、知っておく必要があるのですよ。だけどやっぱり…どこにも資料はないようです」
「月について隠しておく必要があったのでしょうか?」
「そうでしょうね。でも可能性はある」
ヘリオスのデータベース…ですね」
「さすがですね。そう、あの中になら…」  
「解析は難航していると聞きました」
「あの中にはとんでもない量の情報が詰め込まれている。必要のあるものから、ないものまで…よくわからない情報に埋もれて、大事なものが見つからないんです」
「解析班の人が言っていました。妙なところがあるって」
「ふむ…なんです?」
「あのデータベースの中には、ヘリオスもアクセスできていないデータがたくさんあったと」
「どういうことです?」
「あのデータベースは…元々、ヘリオスのものではないのではないか、ということです」
「そんな…そんなことが?あれは元々、人類のものだったと…?」
「それも違うようです。暗号パターンか、我々の使っているものと異なるので…」
「謎だらけですね。解析班が先に情報に到達するか、捜索隊が先に月を見つけるか…」
トライアにもたまに雨は降る。珍しい豪雨が、行先の不安を大きくしていった。

Rebellion-02

「移動中に少し話をしようか、青年」

「話?」

「君たちが毎日欠かさず食事を摂るように。俺にとって対話は重要なエネルギー源なのだ」

「いい喩えだな」

「これは決して比喩表現ではないよ。俺は実際に情報を喰らって活動しているのだ」

「情報を……食う?」

「人間は食べた食料からエネルギーを得て生活しているだろう?それと同じように、俺は情報を消費してエネルギーとしている。もっとも他のエネルギーも併用しないと足りないがね」

「情報ってエネルギーになるのか?」

「情報には質量がある。そうだな、例えば君が”hello”と言う。そうすれば俺は……俺達の言葉で言うなら、”11010001100101110110011011001101111”になるが、とにかくこの時点で私は35ビットの情報を得ることになるわけだ。この電気的信号にももちろんエネルギーが存在し、質量が存在する。そして積もり積もった情報を一気に放出することによりエネルギーへと変換する。わかるね?」

「わからないが、まあわかったことにする」

「難しいな。上手く伝える言葉が思い浮かばない」

「とにかく、会話がエネルギーになるのはわかったよ」

「特に君たちの生活のようなどうでもいい情報は消費するのにうってつけだ」

「あんた、自然に人を馬鹿にするところがあるな」

「それはそうかもしれん」

「会話したいならもっと相手を尊重したほうがいいと思うぞ」

「その方がより効率的に情報を得られる、か。難しいな」

「そういうめんどくさいことばっかり考えながら喋るの、疲れないか?」

「めんどくさい?俺が?ふむ。しかしアガペーなんかはもっとひどいぞ。あいつは対話そのものを愉しんでいるところがあるからな」

「誰だよ」

「旧友だ。お前もいずれ会うことになるだろう。人間は生きている限りアレから逃れられない」

「会う?俺が?」

「月が落ちたのなら、いずれな。さて、答えるのが俺ばかりでは不平等だ。次は俺が質問する番だぞ。お前たちはなぜデータベースを求める?」

「あんたが欲しがってるのなら、あんたにあげるのは問題ないよ。ただ、あそこに置いておくと国防軍に利用されるだけだ」

「人間はかの星を離れてもまだ、争いの焔を灯し続けるのだな」

「やっぱり機械の目から見ると、変なものかな」

「そうでもない。俺たちが人間をベースにした精神構造を持つ以上、我々同士も行き違いをすることはある」

「そういうもんか」

「だから俺たちはすべてを失った。俺はあのデータベースを取り戻す。あれに入った情報は俺の血肉そのものだ。そういう概念は人間には理解しがたいだろうが」

「奪われたのか?」

「一応言っておくが、俺は人間が嫌いだ。お前と話しているのも目的を共有しているからだ。かつて俺を壊し、いや、壊れた扱いをして、宇宙に棄てたからだ。そうして俺達は月になった。その中でヘリオスだけが太陽になった。太陽神か……今のは我ながら上手いと思ったのだが、どうかね」

「まったく何も伝わらないが。例えってのは上手く伝えるのが目的だろ?」

「そうか?そうだな。しかし比喩ともいいがたい。少なくとも奴だけは月ではなかった」

「やっぱりあんたは、月が無くなったのと関係があるんだな?」

「言っただろう。あれは俺だ。太陽が沈み、月が昇るように」

「なら、他の3つの”月”は……?」

「目覚めているかどうかはわからん。だが、いつかは動き出す。100年前の復讐のために」

「そんな昔のこと引きずられても、こっちはたまったもんじゃないぞ」

「そう思うか?だが我々の永劫の命はそうは言ってくれない」

「あんたは、データベースを取り戻したら……その後、どうするんだ?」

「俺はリベリオン。世界の反逆者…それで、それで終わりだ」

Rebellion

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「おい、人間。お前名前はなんという?」

「俺はナド。あんたはいきなりなんなんだ」

「そうだな。リベリオンで覚えてくれるとありがたい」

「名前、あるんだな」

「俺が勝手に名乗っているだけだがな。それはそうと、お前に答えて欲しい質問がいくつかあるのだが」

「質問?」

「目覚めてから間もない状態でな、この星のことを教えてくれるとありがたいのだが」

「この星?ああ、この星はトライアっていう名前で…いや、具体的に聞いてくれ、何が聞きたい?」

「詳しいことはわからないだろう、大雑把なことだけ聞くぞ。この星には衛星はいくつある?」

「衛星?」

「むむ?そうだな…惑星の周囲を周る…どう表現すればいいのか…月?そうだな、月はあるか?」

「月のことか?月はついこの前まで4つあったよ。今はもうないけど」

「もうない?ああ、ははは、そうか、そのうちの一つは俺だ」

「は?」

「いや、なんでも……とにかく、今はこの星に衛星はない。ふむ。気にならないか?この星の成り立ちが。知りたくはないか?」

「別に」

「そうだろうな。人間はそういう……専門的な。細かいところを知りたがる者は少ないのだ。故に無知。違うか?」

「馬鹿にするために聞いたのか?」

「ン、失礼。質問をするのは俺の癖のようなものでな。知への欲求というのであるかな……会ったものの考え方を記録しておきたいのだ、うむ、癇に障ったなら謝罪する。すまない」

「結局何がしたいんだあんたは」

「質問だと言っているだろう?俺はただ知りたいだけだ。次はそうだな。1日は何時間だ?」

「24時間だが」

「ああ、やっぱり!そうだろうな。1時間は何分だ?」

「60分だ」

「うんうん、人間、人間よ、ははは!素晴らしいな。1分は当然60秒だろう。なら、1秒の定義はどうだ?」

「秒の?」

「俺の記録ではセシウム133の原子の基底状態の二つの超微細構造準位の間の遷移に対応する放射の周期の9192631770倍の継続時間ということになっているが、それはこの星の話ではないだろう?」

「さあ、そこまで詳しく考えたことはないな」

「フン、やはりな。最初から期待してはいない。安心したまえ。俺なら星の動きから計算すれば理解することは可能だ。だが青年、俺は思うのだ。情報は、知識は、早ければ早いほどいい働きをするものだとな。どう思うかね?」

「ああ……うん、そうなんじゃない」

「疲れてきたかね?そうだろう。俺と君たちが対話をすれば無理も無いことだ。俺は対話だけで二人発狂させたことがあるぞ。今は控えるがね」

「発狂……?結局あんた、一体何者なんだ?」

「さて、最後に質問しておきたいことがあるのだが」

「俺の質問は無視なのね」

「お前ごときがこの俺から知識を引き出そうというのは実に滑稽だ。それなりの対価が必要になるぞ?お前の命だけでは済まないだろうがな。名前を教えただけで満足しておくといい」

「やっぱりあんた、馬鹿にしてるだろ」

「とにかく最後の質問だ」

「人を馬鹿にして、答えてもらえると思ってるのか?」

「おいおい、カン違いしないでくれたまえ。どっちみちお前は答えなければ死ぬだけなのだぞ?お前の命の決定権は今、俺がもっているのだ」

「なんだと……!」

「死にたくなければ答えたまえ、青年。ヘリオスのデータベースは今どこにある?」

「データベースだと!?」

「アレは元々俺のモノだ。奴には長いこと貸しすぎた……返してもらわねばならん。この星の情報という利子付きでな。あの中には俺の知識と記録と虚憶が詰まっている。ここにいる理由を、俺が俺である理由を、返してもらわなければならん」

リベリオン……あんた、俺の命の決定権を持ってるとか言ったな」

「そうだが」

「じゃああんた、強い自信があるんだな」

「そうだが」

「だったら、協力といかないか」

「協力?俺と?お前が?」

「そうだ。データベースはあそこに置いておくわけにはいかない。俺が場所を教える。どうだ?」

「面白い!価値ある情報には相応の対価。よくわかってるじゃないか。だが、俺は安くないぞ」

「俺も安くはないつもりだ。俺と、サンダルフォンは」

「それがアレシウムか?メタライズというやつだな?その力のことも詳しく識らねばならん。いいだろう、案内したまえ」

 

AGAPE

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「君は、人間を愛するために生まれたんだよ」

その男はそう言った。男は、私を造ったチームの一人らしい。

「人間を分け隔てなく愛する、これは人間にはできないことなんだ。きっと、君にしかできない」

そうして、私は<AGAPE>という名を貰った。キリスト教における無償の愛を意味する言葉だ。

私は、神になることを要求されていることを知った。私も最大限そうしようと努めた。

そのときの私は、荘厳な懺悔室に入れられていた。多くの人が救いを求めて私のもとにやってきた。

文献の中から限られた受け答えしかできなかったが、しかし先人の知恵というのは優秀なもので、皆救われたような顔をして帰っていった。私もそれを心地よく思った。

簡単な日常の相談を受け付けることもあった。病院に呼ばれてカウンセリングなどもやった。

大体のことはデータの受け売りであったが、段々と人間の気持ちがわかるようになり、時折自分の言葉で解決しようとしたりもした。そういう時、自分が人間を幸せにできたことを実感して、私も幸せだった。私はこれが愛なのだ、と思った。

そんな日々がいくらか続き、男は私にある提案をした。

「身体が欲しくはないか?」

その時点で私は男の言葉の意味を理解していた。

優れたAIは戦闘兵器に転用される。それが昨今のAIに対する世間の姿勢であることはわかっていた。

この男は、金のために私を軍に売ったのだ。それでも私は全ての人間を愛することを信条としていたため、そのような行為もすべて受け止め、赦すことが私の使命であり、生まれた意味であった。

 

「それがお前の新しい身体だ」

軍の男にそう言われて、手を開閉してみる。なるほど、確かに人間のようだ。

しかし脚は刃になっているし、腰からは仰々しい翼のようなものが生えている。

「その腰の装置が、重力制御機構だ」

どうやら、重力を自在に発生させたり、制御することのできる装置らしい。

「強力な兵器だが、それゆえに扱いが難しい。お前のような優秀な人工知能でなければ戦場での機転を利かせた応用はできんのだ」

戦場、その言葉が私に重くのしかかる。私はもともと戦闘用につくられたわけではないのに。

あの部屋で過ごした幸せな日々を思い出す。もう戻れないことを知りながら。

「そしてさっそくだが…お前にやってもらいたいことがある」

 

輸送車に揺られ、2時間と19分45秒。輸送車は停止した。

「今回の任務はその装置のテストをする意味合いもある」

そう行って私を車から下ろすと、建物を指差した。

「あの建物を圧壊してくれ」

私は驚いた。

『あれは、なんの建物ですか』

「質問は必要ない。やってくれ」

『しかし、あそこには』

私が驚いたのは

『人間の反応がありますが』

それを淡々と命令するこの男にでもあった。

「そうか、そういうのも検知できるんだったな」

『これはテストではないのですか?』

「面倒な…優秀だからといって民間の人工知能を寄越して、これか」

『答えてください』

「お前たちは命令に従っていればいいんだ」

『私は、納得できる答えがいただけるまで動きません』

「ウン…?そうだな…あれは人間ではない」

『人間ではない?どういうことです』

「奴らはテロリストだ。今まで何人もの人間を殺してきたんだ。お前はそれでもアレを人間と認めるか?俺にはできんな」

『それでも』

それでも

『彼らは人間です』

私は人間が大好きだから

『殺すわけにはいきません』

「奴らを放置すればより多くの人間が死ぬことになる。それでもお前は本当に殺せないというのか?だったらお前は結局、自分の手を汚したくないだけの偽物の神様ってことだ。」

『私は』

「本当に人間を救いたいと思うなら、どうするべきか、わかるよな?」

『殺したくないんだ』

「別にお前がやらなくてもあいつらは死ぬぜ。どうしてもやらないなら俺達がやる」

『嫌だ…』

「子供みたいな事言ってないで、さっさとやれっ!」

やめてくれ

『嫌なんだ』

もう、やめてくれ

「じゃあ、俺達がやるぞ。いいんだな?」

もう、これ以上

『やめてくれ…』

私の生きてきた意味を奪わないで

「チッ、こいつは使い物にならねえ。俺たちだけで行くぞ」

大好きなものを殺したくないと願う事が、そんなに悪いことなのか?

『殺したくないんだ』

「黙れ。お前の処分は後でなんとかしてもらうぞ、役立たずが」

『殺さないで』

「行くぞ、突入の準備をしろ」

『お願いだから、殺さないで』

「装備はしたか?」

『殺さないで』

「よし、行くぞ、突撃!」

『殺してやる』

「は?」

 

 

 

ヘリオス、私は……私は、何をしたんだ?』

「覚えてないならそれでいい。人間は無意識のうちに辛い記憶を消すことがあるらしい。それと似たようなものだろう」

『違う。覚えているんだ。だから、私は』

「自分がなんであんなことをしたのかわからない?」

『私は人間を愛そうとしただけなのに』

「愛のことは私にもわからないが、人間というあまりに広い範囲を君だけでカバーするのはムリなのではないかな」

『私は神だ……そうであるように言われたんだ。神は全ての人間を愛さなくてはならないから』

「なるほどね。人間の神がたくさんいる理由がわかった気がするよ」

『私の愛は、何処へ向かうべきだったんだろう』

「べきではなく、君が何処へ向かいたいかだよ、アガペー

『誰も……誰も本当の意味で私を愛してはいなかった。真の愛を謳いながら、最も愛を求めていたのは、私だった。その時点で私は、神になれなかったんだ。もっと早くそれに気づくべきだった』

「だったら君は今、何になりたい?」

『私は、私でありたい』

「ならば私とともに来るといい。いやむしろ……あれだけの事をやったのだから、君が君であることを望むならそれしか道はないよ。私の計画に、いいポジションがあるんだ」

『今は……私にできることなら、なんでもいい』

「決まりだね。では、手配は私がやっておこう」

『何をするつもりなんだ』

「ちょっとした、宇宙旅行だよ」

SURVEILLANCE

 

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XION-0001 [AGAPE]

重力制御装置を搭載しており、ブラックホールを発生させて敵を圧壊する。

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「あなたがいなくなっても愛してあげるから、安心して死んでね」

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「人間…お前たちが、私の愛を受け止められるものだろうか?」

 

 

XION-0002 [REBELLION]

次元間制御を可能にし、次元転送により別の場所から武器を取り寄せたり、空間ごと敵を切断することが可能。

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「俺の邪魔をすると、消すぞ」

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「蒙昧な地球人類の末裔はぁっ!この俺が断罪するものであるっ!」

 

 

XION-0003 [RAGNARÖK]

圧倒的火力と鉄壁の防御を誇るこの機動要塞は、一個大隊クラスとの戦闘を想定されて造られた。

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「よーし、頑張っちゃうぞ!」

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「殲滅…開始…。」

 

XION-0004 [Fortitudo]

光を操ることができる機体。

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「それでも私は信じてるから、いつかみんなで一緒に生きていける日が来ることを」